/* アドセンス自動広告*/ 4本マレットの基礎練習で身につけるべき5つの技術 | 芸術家 西村弘也 / Official Web Site

4本マレットの基礎練習で身につけるべき5つの技術

打楽器

こんにちはマリンバ奏者の西村です。

2本マレットの基礎こちらの記事に記載しています。

なお、楽譜に書いてあるマレット番号は左から1,2,3,4となります。

シングルインディペンデント

1本ずつ独立して打つ奏法をシングルインディペンデントと呼びます。

ここで最も重要なことが、指、手首、前腕の回外回内で打つと反対側のマレットが動かないことです。例えば1番マレットを打つときは2番マレットが動かないように気をつけましょう。

これらの練習の他に2本マレットで行っていたスケールなどを2と3番マレットで行ってもいい練習になります。

ダブルヴァーティカル

ダブルヴァーティカルとは両方のマレットを同時に打つ奏法です。タイミングがずれないように気をつけましょう。特に、片方が黒鍵のときはあらかじめ黒鍵側のマレットを高く構えておく必要があります。(②③)

音量のバランスを自在に変えれるようにしましょう。高さを変えておき、回転の力で打つ必要があります。

シングルオルタネイティング

シングルオルタネイティングとは片手2本のマレットを交互に打つ奏法です。片側のマレットを振り下ろす動きがもう方側のマレットが振り上がる動きと連動しています。

ダブルラテラル

ダブルラテラルとは一度の動作で片手のマレット2つを続けて打つ奏法です。

1番マレットから2番マレットを続けて打つときについて考えてみましょう。

  1. 振り上げるときは2番マレットよりも1番マレットが高く上がります。(回内)
  2. 振り下ろすときは1番マレットが2番マレットより低くなるように動きます。(回外)
  3. 最初の位置へ戻ろうとすることで2番マレットを低くし打ちます。(回内)

動作が3つあるように見えますが、実際は回内のフォームを入力し続けてておき、回外を一瞬だけ入力することで、1つの脳からの命令で2音打つことができます。

ダブルヴァーティカルの動きと非常に似ています。上腕や手先は変えず、前腕の回外回内を意識しましょう。(⑰〜⑳)

それぞれの音量をコントロールできるようになりましょう。(㉑〜㉔)

様々なコードのアルペジオを次のようにするといい練習となります。

インターバルチェンジ

音程幅を変える練習もしましょう。

まとめ

4本の練習を行うことで、2本で済む曲であっても4本持ちたくなる程、演奏が楽になり表現の幅も広がります。一緒に頑張って練習していきましょう。

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