こんにちは芸術家の弘也です。
・音楽関係の仕事をしたいけど、何がいいか分からない
・趣味の音楽から副業でもいいから稼いでみたい
・音楽が好きで色々やってみたい
そもそも音楽関係の仕事にはどんなものがある?
音楽によって1円でも稼げることができればそれは立派なプロです。「お金を受け取る」ことはプロという自覚が必要です。まずはどうすれば1円でも稼げるのか一緒に考えていきましょう。そして稼いだお金で生活を安定させ、いかに音楽に使う時間を確保できるかが大切です。
宮沢賢治が書いた詩集は自費出版で2冊だけでした。原稿料も生涯で5円だけだったと言われています。生計は父親からの支援、教員、農民、砕石工場のぎしとなり、石灰粉末の営業マンなどをして立てていただが、紛れもない文学家です。
音楽に携わる仕事は沢山あります。ここではストック型、フロー型の2分して紹介します。
フロー型
1回きりの売り切り型。サラリーマンや公務員の給与所得も時間を売り切っていると考える。
フロー型の中でもさらに給与型と事業型の2つに分けて紹介します。
オーディション(就活、試験)を行い給与をもらうフロー型
・交響楽団、吹奏楽団、ディズニー等の音楽隊に入団
・音楽事務所に所属
・音楽教育系の事務所に所属
・ホール、スタジオのスタッフ
・音大の教授
・小、中、高校、大学の講師
・小、中、高校の音楽教員(公務員)
・警察、自衛隊、消防隊の音楽隊(公務員)
※公務員は他の音楽活動に制限がある
メリット:病気などで倒れたとしてもある程度保証してもらえる。
デメリット:能力、稼ぎを団体のために収める必要がある。
事業収入(フリーランス)として報酬をもらうフロー型
こちらは公務員以外の人であれば副業としても行うことが可能です。
・演奏会、ライブの収益
・レッスン料
・ライブ配信
・オンラインレッスン
メリット:報酬は全て自分達のものになる。
デメリット:活動を止めると報酬が無くなる。
ストック型
仕組みを作ってしまえば半永久的に利益がでるもの。
・CD販売
・楽譜、教則本、書籍(紙媒体)販売
・音源販売
・楽譜、教則本、書籍(データ)販売
・ブログ、ファンクラブ
・YouTube等、動画配信
・事務所、音楽教室、演奏団体のオーナー、運営
メリット:利益は自分達のものになり、活動を止めても半永久的に入る。
デメリット:利益が出るまで時間がかかる。
このように活動していく方法は沢山あります。自分が目指すものをはっきりしておくことが大切ですね。
また一昔前は個人で生計を立てることは厳しく、団体への所属を目指すことが当たり前でした。しかし、近年では個人で活動する人も増えてきました。
あなたの音楽家になる目的は何ですか。
「ある団体に所属したい」「人気者になりたい」「音楽で自由に表現したい」といった目的が考えられます。目的によって目指す場所は変わってきます。
私がストック型をお勧めする理由
これからの時代は終身雇用の崩壊、副業の推進が行われていくと言われています。不安定な音楽家と言われないために、自分自身で半永久的に稼ぐことができるストック型のビジネスをお勧めします。
またストック型は自分の最大の広告となります。YouTubeなどは今の時代、世界中の人々に音楽を届けられるツールです。プロオケの団員、大手事務所所属のアーティストなど一流のアーティストでさえも、利用するべきではないでしょうか。
しかし、公務員は副業ができないので注意してください。
音楽団体に所属するには
まずあなたの第一候補の団体、事務所はありますか。その団体の募集人数、募集時期、審査内容、類似の団体、などを把握していますか。それらを調べて対策することが夢への近道です。
ある県の高校音楽教員の採用は3、4年に1人です。それを知ってもあなたならその県の教員を目指しますか?
候補1本で夢を追いかけている人より、候補が多い人ほど夢が叶う確率が高くなります。
音楽大学、専門学校に入った方がいい?
メリット
・価値観が広がる
・音楽関係卒じゃないと受けれないオーディションがある
・人脈ができる
・学生特権による奨学金、保証、割引を受けられる
・練習環境が整っている
デメリット
・幅広く学ぶため学びたくないものに時間を使う可能性がある
・学費がかかる
結論、つきたい職場や習いたい先生がはっきりしている場合は個別で習う方が安く、時間も確保できる。また、すでに稼げている場合は入学する必要もないでしょう。そうでない多くの人は入るメリットが大きいと考えます。
音楽で自由に表現して生きていくには
ここからは私自身のテーマ「音楽で自由に表現して生きる」について考えをまとめていきます。
これを可能にするには経済的自由と時間の自由、健康の3つが必要になります。
お金がないと明日の生活費に困り自己表現どころではなくなります。また、食生活が乱れ健康でもなくなっていくでしょう。売れることだけを目指してしまい、好きなこと表現することを忘れてしまうのです。
団体に所属し経済的に自立していたとしても、日々の活動で団体の意向に合わせなくてはいけない場面も考えられます。事務所から歌詞を変えられるアーティストもいると聞いたことがあります。
健康については軽視されがちですが、必ず大切に扱う必要があります。
それらを可能にするのはストック型のビジネスです。「ストック型のビジネスによって半永久的に収入を稼ぎ、できた時間を音楽表現に費やす」ことを音楽家の最終目標とします。(完全に不労所得を得るには不動産所得か利子&配当所得を目指す道もあります。)
次は、いかに「生活費 < ストック型ビシネス」としていくかを考えていきましょう。
ストック型ビジネスを成功させるには
一番の問題は利益が出るまで時間がかかることです。そのため生活費が超えるまで続けられるか、が大切になります。
Youtube、データ販売、ブログ等はほぼ費用0で続けられます。ストック型は積み重なることが最大の武器です。失敗、リスクというものはなく、人気が出なかった作品もいつか人気が出たタイミングで花開きます。諦めずに何度もチャレンジしましょう。
そして、貯金を減らしながらストック型を始めるのではなく、支援を受けるかフロー型で収入を得ながら始めることをお勧めします。
家族などに生活費をサポートしてもらえている人はチャンスです。学生であろうと今すぐに始めることをお勧めします。
今フロー型の収入を得ている人はその仕事を辞めずに始めることをお勧めします。貯金を貯めて辞めたとしても、ストック型がいつ花開くのか人によって違います。2ヶ月目で月20万!なんてサイトも目立ちますが、楽観的になりすぎてはいけません。不安というものは常押し寄せ、人の行動力を下げさせ、ネガティブにする力があります。生活費を超えてから辞めるといいでしょう。
投資
ストック型は半永久的と言いますが、いつYouTubeが終わるのか、人気の音楽が変わっていくのかはわかりません。そこで、投資をすることで経済的自由を強固なものにし、音楽活動に専念できるようになります。
投資と言ってもFXや短期トレードを行うとそちらに気を取られてしまうので、音楽活動がおろそかになってしまいます。不動産投資、利子所得、配当所得であれば長期的に利益が見込めて音楽活動にも支障がないためおすすめです。
また公務員でも業務に支障をきたさない投資は許されています。
まとめ
音楽家になることはごく一部の才能のある人達と思われるでしょうが、誰もがなれると信じています。このサイトが参考になれば幸いです。私は全力で応援しています。
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