こんにちは芸術家の弘也です。
あらゆる物は誰かによってデザインされています。あなたが今お持ちのスマホ、着ている服、そして今読んでいるこのサイト。私達が思っているよりもデザインに溢れて生活をしています。
そして今日、誰もが写真や動画を撮り、加工し、SNSやブログを通して、世の中に発信する時代です。この4つの基本を抑えておくことで、より映える発信ができるでしょう。
また、ビジネス文書のワードやパワポなどにも活用できますので、これからの時代はデザイナーではない方もデザインを学ぶべきとも言えるでしょう。
・デザイン学習者
・発信者
・動画編集者
・サラリーマン
4つの基本原則
デザインには次の4種類があると言われています。
- 近接:同じ要素のものを近づける
- 整列:上下左右の高さを揃える
- 反復:同じ要素のものは同じデザインで繰り返す。
- 対比:重要な要素を強調する
これら4つの基本原則は互いに関連しています。
一つずつみていきましょう。
近接
関連する項目は、近づけてグループ化しましょう。これを近接と呼びます。
いくつかの項目が互いに近接することで、それらは個別の要素としてではなく、1つの要素として認識されます。情報の組織化に役立つため混乱を減らします。
また、同じ要素のものはまとめるだけでなく、空白がどこに必要で、どこには必要ないのかを考える必要があります。
この近接が機能していないものはカッコよさや見やすや以前に、伝わらないデザインとなってしまいます。
整列
全てを意図的に配置しましょう。縦軸、横軸を揃えることを整列と呼びます。
次の5つをもとに整列させましょう。
- 左揃え
- 中央揃え
- 右揃え
- 両端揃え
- 上揃え
今読んでいるこのブログ記事は左揃えです。
中央揃えは長い文章には向きませんが、メッセージ性が強く主役感があります。
両端揃えをすることで、洗練されたデザインになります。
上揃えは小説などの縦書きに使われています。
整列することで、読みやすさやスッキリと洗練された見え方を生み出します。
反復
同じ役割を持つものは同じデザインで統一します。これを反復と呼びます。
色、形、テクスチャー、位置関係、線の太さ、フォント、サイズ、画像のコンセプトなどを反復させることができます。反復することで作品全体の統一感がでるでしょう。
このブログも見出しのデザインやイラスト、本文ごとにデザインを変えていますが、それらは毎回同じデザインで統一されています。
対比
他要素との違いのことを対比と呼びます。
重要で伝えたい要素は対比を使うことで、視覚的に伝えることができます。大きさだけでなく、色やフォント、線の太さなどを使って目立たせることができます。
小さい文字と大きい文字の差をジャンプ率といいます。ジャンプ率が大きいほどインパクトがある印象になります。大きくしすぎないことで洗練されたクールさを出すこともあります。目指すデザインに合わせて調節しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。デザインには近接、整列、反復、対比の4つがあることを学びました。これらはデザインの基本です。
それぞれの要素の質と配置によって洗練されたデザインを作ることができます。逆に、これらを使わないと分かりにくく、安っぽくなってしまいます。例えば線を引いて区切ることや、周りの装飾で目立たせる、などです。
クリエイティブなことをする時は必ず、4つを意識して取り入れてみてください。
コメント